ウルトラマンティガ・・・スタッフ,登場人物

主な登場人物

GUTSメンバー

ダイゴ、ムナカタら男性隊員たちのフルネームはTVシリーズ放送時には設定されておらず、ムナカタ、シンジョウ、ホリイは劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』で、ダイゴは劇場版『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』でそれぞれ設定された(ヤズミはTVシリーズ第42話でコンピュータゲーム都市「タウン」のオーナーの加藤にフルネームで呼ばれている)。「ダイゴ」は当初は姓名いずれかも曖昧だったが、名と位置づけられた。それに際して姓とされた「マドカ」は「円谷」の“円”に由来する。上記の様に後付けだが、シンジョウの名前と出身地(沖縄)は往年の円谷プロを支えた脚本家の金城哲夫に由来している。なお、ダイゴ以外の隊員たちは生え抜きのエリート隊員である。

マドカ・ダイゴ隊員(ウルトラマンティガ)
本作の主人公。23歳。かつてはTPC輸送部に所属していたが、3年前にデシモ星系人の仲間と思われる異星人の母船に拉致されそうになったサワイ総監を救出したことから、その勇敢さと判断力を買われてGUTSに配属された(ただし本人曰く「サワイは特別扱いはしてくれなかった」ことからあくまで推薦であり正式な入隊試験は受けたと思われる)。超古代人の遺伝子を受け継いだ「光であり、人である」存在だったことから、ゴルザとメルバが巨人像破壊のためにティガのピラミッドを襲った際、巨人像のひとつと融合してティガに変身する能力を得る。当初は光になることに戸惑う局面もあったが、戦いの日々の中で「自分にできること」として意味を見出してゆく。女心を読むのは苦手なようで、花見にはうるさいらしいがGUTSが総出で花見に出かけた際には基地で留守番をしていた(ただしマノン星人撃退のため出撃し、そのまま花見に合流した)。尚、隊員達の中では唯一自室でインコを飼っている。
温厚な雰囲気を醸し出しているが、本編中の経歴を見るとGUTS隊員候補になった後の厳しい訓練をクリアしてパイロット養成所出身のシンジョウやレナと大差無い技能を習得する、ネオフロンティア時代では科学者として火星での植物栽培の研究を任されているなど実際はかなりの努力家で高い学習能力を備えている。その一方、自由を奪う者に対しては容赦なく怒りを爆発させ、自分が正しいと信じたことについては仲間と論争してでも筋を通すなど、内面には強い情熱を持つ。他の隊員と違って際立った能力が無く、その事にジレンマを抱いたことがある(第43話)。
本作の続編である『ウルトラマンダイナ』では、GUTSのティガに関する資料ではダイゴに関する事が載っていない事から、ティガがダイゴ、ウルトラマンが人間だった事は地球平和連合TPC内の最上層部の一部の人間しか知らないトップシークレットとなっている。
第49話ではダイゴそっくりの「長野」という助監督が登場し、一度その人に間違えられてカチンコを(隊服を着たまま)握らされたこともある(演じたのはダイゴと同じ長野博)。
『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』での一件の後、レナと共に火星に旅立つ。その際すれ違ったアスカ・シンに先輩として心の中でエールを送っている。『ウルトラマンダイナ』終盤に登場した際には一児の父となっており、火星でゼルガノイドとの戦いで傷つき彷徨っていたアスカの窮地を救うこととなる。
イルマ・メグミ隊長
36歳。責任感が強く、隊員達を常に信頼している。優れた観察眼と洞察力を持ち、緊急時でも冷静に状況を判断して隊員達に的確な指示を与える。主に基地からの指令にあたって前線に赴くことは少ないが、出動する際は大胆な行動をとることが多い。怪獣の出現や宇宙人の侵略活動が頻発する非常時であることを認識しつつも、TPCやGUTSが軍事色に染まっていくことに懸念の意を示す。月面基地ガロワのハヤテ・シン隊長とは訓練センター時代の同期であり、本人も彼を目標としている。ガッツウイング等の操縦技術も優れており、体当たりでファルドンの実体を見抜き、ハヤテ隊長との連携でゾイガーを倒した。また、全日本空手選手権を7連覇達成した空手の達人でもあったが劇中では単独でイタハシミツオの自宅に潜入して逆に捕らわれてしまったり、キュラノスの傀儡にされたハヅキユキナと格闘して返り討ちにされたりとあまりその実力を発揮する機会は無かった。かつては地球外生命体との交渉計画の責任者だった(当時TPCの作業員だったダイゴとも面識がある)。初めはティガを人類を導く神格的な存在と捉えていたが、「光」と「人」の関係が次第に明らかになるにつれ、人として何をなすべきかを考えることに比重を移していく。ティガの正体にも途中で気付いており、最後の戦いに挑もうとするダイゴを「敢えて死地に赴く必要はない」と諭し引き留めようとしていたが逆にダイゴの熱意に負け「必ず勝って」といって見送る。彼女もまたダイゴ同様、超古代人のユザレの遺伝子を引き継いでいる。
夫のミウラ・カツヒトが事故死した時に、ブラジルでの極秘任務についていたため帰国出来ず、以来ミウラ家とは疎遠となった。ダイブハンガー内の自室に息子のトモキの写真を飾っている。GUTS結成前の本職は考古学者だった(劇場版での台詞から)。「イルマ」は「入麻」と書く。
バーではブランデーを注文し、どれだけ酒が入っても指揮能力を失わないなど、ムナカタとは対照的にかなりの酒豪である。
ネオフロンティア時代ではTPC情報局所属の参謀となっているが、モネラ星人襲来の際は自らガッツウィングを操り前線に参加、ティガ、ダイナとスーパーGUTSを援護した。映画版では、誰よりも早く、カミーラ、ダーラム、ヒュドラの石像を見て、闇の巨人だと悟った。
ウルトラシリーズの防衛隊では初となる女性隊長である。
尚、彼女のかぶるGUTSメットは他の隊員たちとは異なり、上部に黒いラインがあるのが特徴。
長い髪の毛に顔の隠れる場面が多く見受けられるが、これは演じた高樹の意図した演技であり、撮影ミスではないと本人がコメントしている[11]
劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』でアスカと出会い、彼がダイゴに次ぐ光の巨人のウルトラマンダイナであることを見抜いたようだった。
ムナカタ・セイイチ副隊長
33歳。判断力・行動力に優れており、前線で現場指揮を執る頼れる「リーダー」。表には出さないものの、本人も部下の隊員を家族同様に見なしている。かつて防衛軍に所属していた時に自分の命を救ったイルマに恩義以上のものを感じており、全幅の信頼を寄せている。和歌を好み、自称“TPC六歌仙の一人”だが、TPCの和歌同好会は6人しかいない。また、ジャズも好きで、ジャズバーによく行くが、酒が呑めないためいつもミルクを飲む(ムナカタを演じた大滝も酒が呑めない)。まばたきの回数が非常に少なく、眼光鋭いデカ長になることが昔からの夢だったらしく、第40話では生田克真を拘束する際にその姿を披露している。怪談話は昔から苦手(第33話)。
ネオフロンティア時代ではTPC西アジア支部に赴任し、新人育成の任務についている。ネオジオモスとの大阪決戦ではシイナ参謀の要請で出撃した。
ヤナセ・レナ隊員
本作のヒロイン。隊員養成所出身であり、エースパイロットとして活躍する22歳。ダイゴへの恋愛感情を深めていくなかで、彼がティガである事にも早い時期から勘付いていたようである。イルカの「恋人」ミューはあくまで別格の存在である。地球で生きる全ての生物は共存共栄すべきだと考えており、非常時であることを理由に武装を強化し、人類の脅威となる存在を一方的になくそうとするTPCやGUTSの姿勢に疑問を持つ。
仕事に没頭して家庭を顧みなかった父・ヤナセ技官を恨んでおり、一時期母親の姓を名乗っていたが、後に和解した。
ヒロインであるが故にピンチに見舞われることも多く、第7話でレギュラン星人に拉致されたり、第31話ではビザーモにガッツウイング2号ごと乗っ取られたり、第35話ではグワームの頭部に捕らわれて人質同然の状態になったこともある。
『ウルトラマンダイナ』終盤では、マドカ・ヒカリの母としてダイゴと火星で暮らす姿が描かれている。
シンジョウ・テツオ隊員
隊員養成所のエースで射撃の名手。沖縄出身の26歳で、元アストロノーツ。熱血漢だがお化けとデスクワークは苦手で、子どものころは泳げなかったらしい(第10話での発言)。妹のマユミもTPCに勤務しており、両親とは死別している。ロムルス号のイヌイ、キノサキ両飛行士は養成所時代の同期(後述)。ダイゴとガッツウイング等に同乗すると大抵墜落するというジンクスがある(通称墜落コンビ(第18話では遭難コンビ))。ホリイとは凸凹コンビであるが、『ウルトラマンダイナ』第35・36話ではホリイは「今の自分があるのはシンジョウのおかげ」と言い、シンジョウはGUTS解散後にユニフォームをホリイに預けていることからも分かるように、お互い認め合う仲でもある。レナと並んでピンチに見舞われることが多く、第13話ではレイビーク星人に縮小化され捕らわれたり、第19話ではゴブニュ(ヴァハ)の一体にガッツウイングを撃墜されたこともある。敵に攻撃を仕掛ける際に「シーミシッサ(「やってやるぜ」の意)」と発言することがある(第34話、劇場版)。
ネオフロンティア時代ではアストロノーツに復帰し、冥王星にあるミススマイルの映像を撮影するなどの活躍を果たした。
ホリイ・マサミ隊員
28歳。典型的な関西人のノリでシンジョウと軽妙なボケ・突っ込みを繰り広げ、GUTSの装備を多数開発した。クリッターとのファースト・コンタクトを試みたミズノ博士の薫陶を受け、任務でも科学者としての立場にこだわる一面もある。後にエザキ・ミチル(後述)と結婚した。神戸在住の兄がいる。大阪人らしくお好み焼きが大好物で、デートや家族パーティーでもお好み焼き屋を利用する。一見仕事人間風であり、自分のことより仕事を優先させることも多く、そのためダイゴからたしなめられることもあったが、実は家族思いの典型的なマイホームパパであり、任務中でも結婚式当日のスナップ写真(『ウルトラマンダイナ』では家族の写真)を持ち歩いていた。
第31話ではTPC極東本部基地ダイブハンガーのサブシステムの開発を手掛けていることが判明する。
ネオフロンティア時代では大阪のTWIN21に本社を置くPWIに再就職し、コスモネット開発を手掛けている。また、ネオジオモスとの大阪決戦では土地勘を得ているためもあってか、中心的役割を果たした。
ヤズミ・ジュン隊員
18歳。エリア桜ヶ丘出身。コンピューター操作やプログラミングの天才であり、情報検索エンジン「アカシックレコード」の開発を手掛けている。主に基地でのバックアップを担当するが、本人は前線に出られないことを不服に思っていた(実際射撃の腕は良く、第42話でその腕前を披露している)。第23話でウェポナイザーの透視分析に立ち会って以降、何度か前線に出撃している。普段は温厚だが相手に感化されやすい性格で、不測の事態に直面すると混乱することもしばしばある。最年少故に子ども扱いされる事も多い。尚、TPC極東本部基地ダイブハンガーは外部からのハッキングを防止するための対ハッカーシステム「ゲートキーパー」というもので守られており、唯一彼のみこのパスワードを知っている(第42話より)。ダイゴ救出の際、TPCモーターボートを運転していた事から船舶免許を持っていると思われる。
ネオフロンティア時代ではガニメデ基地総合コンピューター機関のチーフを務め、スフィアとの最終決戦に参加した。
現在では役者の古屋がジャニーズを辞めたため、事務所の圧力で解説本に彼の写真は掲載されていない。
ウルトラシリーズの歴代主人公が「防衛チームの中でも最も格下の隊員」であることが多い中で、ストーリー当初から明確に主人公より格下と位置づけられた正規隊員はヤズミが初である。演じた古屋もジャニーズ事務所では長野の後輩である。

地球平和連合TPC

サワイ・ソウイチロウ総監
国連事務総長だったが、地球連合設立を目指す熱意で数多くの困難を乗り越えてTPCを設立し、初代総監となる。かなりの人徳者であり、GUTSのメンバーも彼を尊敬し、信頼している。GUTSに直接指令を出す事もあり、ガクマやゴルザ(強化)、ゲオザーク出現に際しては自ら前線に赴いた。デシモニアに監禁された際、見事な射撃の腕前で各国首脳の避難を成功させた。またメンジュラが基地に侵入した際には徒手空拳で追い詰めた。後に健康を害し、総監の職をフカミ・コウキに託した。
ネオフロンティア時代では、終盤に登場。信じる事の大切さをフカミらに説いた。子どもの頃はゴジラやモスラ等の円谷英二監督の製作した特撮映画にはまっていたらしい。一時期髭が生えていた。
ナハラ・マサユキ参謀
当初はイルマ隊長の目付役的な位置付けで出動指示を直接下す局面もあったが、穏健派であり、GUTSメンバーのフォローアップに徹することが多かった。GUTSが対怪獣戦闘チームとしての性格を強め、実戦経験を積むにつれ、前線の指揮をイルマ隊長に任せ、現場からは離れていった模様。7年後にはムナカタと共にTPC西アジア支部での任務についている。
ヨシオカ・テツジ警務局長官
国連の管理下に作られたUNDF地球防衛軍の日本代表から提督を経てTPCに参加。根っからの武闘派だが、己の行動理念を厳しく律しており、道理に適わない行動は自他共に認めない高い見識を持つ人物である。警務局の軍備を巡り20年来のライバル関係にあったサワイ総監と対立することもあったが、実は互いにその実力を認め合っている。元潜水艦乗りで、自ら設計に携わったドルファー202に乗り込み、サワイをはじめデシモニアに監禁された人々を救出した。射撃の腕・身体能力はGUTSのメンバーに引けをとらない。当初はティガを地球防衛の障害になると危惧しており、GUTSと全面的に対立する嫌味の強い印象のキャラクターだったが、ドルファー艦内でダイゴと本音で語り合ったことでGUTSの良き理解者であることが明らかとなり、以降はイルマのダイブハンガー撤退命令におとなしく従ったり、ルルイエに出撃したアートデッセイに援軍(スーパーGUTSの前身)を派遣したりしている。扇子を愛用する。
カシムラ・レイコ博士
ティガの地で発見されたタイムカプセルの解析に取り組んだTPC科学局の博士で、GUTSのライドメカの開発も手がけている。第18話を最後に登場しなくなり、設定ではイルマの親友とされるが、劇中ではパーソナリティーを窺い知る場面は描かれなかった。
ヤオ・ナバン博士
推進力を飛躍的に向上させるマキシマオーバードライブを開発した科学者で、研究の実現に純粋なあまり、周囲の誤解を生むこともある。マキシマの技術は既に他の星の文明で実用化されていて、その普及を阻むために作られたゴブニュを呼び寄せることとなる。劇場版にも登場する(その際には眼鏡をかけていた)。
タンゴ・ユウジ博士
TPC生化学研究所所属。眼鏡を着用している。ティガのピラミッド解析で多忙な時期にもかかわらず、GUTSからの分析依頼の割り込み等の任務も忠実にこなしているが、言動が嫌味で自己中心的な印象が強い科学者。本人も処遇に不満があったらしく、後にマサキ・ケイゴの口車に乗り、ウルトラマンのコピーを作る野望に走り、石像の破片を持ち逃げしてTPCを裏切る事となる。ホリイと論争したがマサキが巨人像を制御できず暴走したことを受けTPCに投降する。終盤ではマサキと共にティガ救出作戦に協力している。
なお、余談ではるがタンゴ博士を演じた岡村は、世界観は違うが後の『ウルトラマンメビウス』の第40話で公園で商売しているメロンパン屋を演じている。タンゴ博士とは全くの別人なのだが、岡村本人はインタビューで「このメロンパン屋は、罪を犯して服役し刑期を終えたタンゴ博士が、出所して心を入れ替えて商売を始めた10年後の姿」と語っている。なお、屋台には『Tango'sBakery』と書いてあった。
シンジョウ・マユミ
19歳。シンジョウの妹で、TPC医務局に勤めるナース。本人の言によると兄のコネで就職したとのことである。仕事柄いろんな役職のTPC職員と関わるため、TPC内の様々な情報に精通している。ガゾートIIの襲来で恋人を失って半ば自暴自棄になるが、ヤズミとの出会いをきっかけに立ち直る。その後もヤズミとは友達関係らしいが、映画『THE FINAL ODESSAY』ではダイゴとレナのデート現場を目撃した際にデートを楽しんでいた。恋人との死別を通して命の重さを痛感し、TPCやGUTSが平和を守るために武装することに疑問を持ち始める。ネオフロンティア時代ではTPC医務局の婦長になる。
ハヤテ・シン隊長
月面基地ガロワの隊長。イルマと同期の親友で、剣道の達人でもあり、射撃やガッツウイング2号の操縦にも優れている。またポーカーフェイスでイルマ曰く「人一倍照れ屋」らしい。第48話では月面基地の壊滅から免れるもメンジュラに捕まり、繭に閉じ込められた上基地破壊の汚名を着せられたがGUTSに救出された。その後ティガと協力してメンジュラを2体に分断する作戦で大活躍した。事件解決後はガロワ再建のため月に戻った。終盤で再登場し、イルマとの連携攻撃でゾイガーを倒した。ネオフロンティア時代ではTPCコスモアドベンチャー部隊の隊長になる。
キシナガ副隊長
月面基地ガロワの副隊長。メンジュラに捕まって繭に閉じ込められてしまうが生還し、メンジュラ撃退後はハヤテと共に月面基地の再興のため月へ戻った。
オカベ隊員
月面基地ガロワの隊員。メンジュラ襲撃時ハヤテ、キシナガ以外では最後の生存者だったが、ハヤテを逃がすために囮となりメンジュラが操縦するガロワ飛行艇の砲撃に巻き込まれ殉職した。射撃の腕は良く、生前メンジュラを多数撃破した。
ヤナセ・オミ技官
宇宙ステーションデルタの技官でレナの実父。仕事人間だったため離婚し、レナにも嫌われていたがレギュラン星人の事件で和解した。事件後はステーションデルタに帰還した。離婚する前に買ったレナの誕生日プレゼントの口紅をずっと持っていた(中身は既に腐っていた)。
アサミヤ・シゲキ技官
ステーションデルタ勤務でヤナセ技官の同僚。サングラスをかけている。レギュラン星人の攻撃を受けて死亡した。死後、焼け焦げたヘルメットが発見された。
タツムラ参謀
半年前(第38話時点)にヨーロッパ支部から赴任した情報局を取り仕切るエリート参謀。TPCやGUTSが怪獣への攻撃をより円滑に行えるよう、避難時にパニックに陥る民衆を強制的に統制する必要があると考え、民衆の行動パターンのデータを集めるために怪獣出現のデマを流したが殆ど広がらず、TPC上層部に知られて失脚した。ティガに対しては不信感を持っている。
ニカイドウ・ツトム
情報局所属隊員で、花見に行ったGUTSメンバーの中で基地に居残りになってしまったダイゴと共に司令室で留守番をしていた。ダイゴがマノン星人撃退に出撃した後は基地でオペレーターを担当した。
イヌイ・キヨト
宇宙船ロムルス号の搭乗員。シンジョウとキノサキは養成所時代の友人で、キノサキと共に宇宙航行距離の最長記録を片っ端から塗り替えている。ホリイによると「放っといたらどこまで飛んで行くのか分からないちょっと危ない二人組」とのこと。キノサキと共に地球へ帰還する直前にイルドに襲撃され、キノサキより進行は遅かったものの、後にイルド化の兆候が現れる。だが、抵抗するうちにイルドの思考を読み取れるようになり、イルド撃退に貢献するも気を失う。しかしギリギリのタイミングでホリイが作ったワクチンを打たれ、イルド化は免れた。キノサキの死後は、単身宇宙航行を再開した。
キノサキ・シン
イヌイと共にロムルス号に搭乗していたが、地球への帰還寸前にイルドの襲撃を受ける。イルドに寄生され、地球に到着する頃には体は完全にイルド化していた。精神までイルド化される前にシンジョウを欺いて自身を撃たせ、分析用データとして託す形で死亡した。イルドの塔から伸びた光の触手が人々を捕捉しようとした際、シンジョウとイヌイは避難誘導が完了するまでの時間を稼ぐために囮となるが、イルド化の進みつつあったイヌイの人間としての自我を保ち、確認するため、キノサキの生前の好物だった「メロンパン」が合言葉として使われた。その後、キノサキの体の分析結果からイルド化を解除するワクチンが作られた。『ウルトラマンダイナ』では、第34話でシンジョウの口から彼の存在が僅かに語られている。彼の死は、シンジョウがアストロノーツ復帰を決意するきっかけとなった。
クリタ博士
TPC科学局に所属し、宇宙線の影響による夢の実体化の研究を行っていた。
ミヤザワ局長
休火山の霧門岳が突然噴火した際にマグマの異常な動きを分析し、噴火の原因が霧門岳の地下にあることを突き止めた。

その他

ユザレ
3000万年前の地球星警備団団長でイルマ隊長の遠い先祖。人工知能を持つタイムカプセルのプログラムとしてダイゴに超古代の情報を伝える。ダイゴがゴブニュとの戦いに敗れた際には「人間達が力をあわせないといけない」と教え諭す。終盤ではイルマそっくりの姿で現れ、イルマに大いなる闇の襲来を予言する。劇場版ではフードを被っている。劇中で「ウルトラマンティガ」の名前を最初に発言した人物であり、その姿はダイゴやイルマにしか見えない。劇場版ではタイムカプセルはオーパーツ保管庫で保管されていた。
エザキ・ミチル
リガトロンに取り込まれたジュピター3号の乗員、エザキ博士の娘。家族と疎遠だった父に反目しながらも永遠に会えなくなった事に絶望し、父のいた研究施設で自殺を遂げようと訪れるが、そこで遭遇した危機的状況に対処するホリイの言動に生きる希望を見出し、後にホリイと結婚する。
7年後には2児の母として関西に在住。関西弁はまだ覚束ないようである。結婚前は仕事人間だったホリイに不満を漏らすこともあったが、結婚後はよき理解者として夫を支え、仕事に没頭するあまり家庭を顧みないため父に理解を示そうとしない子どもたちにも「お父ちゃんは素敵な人」と説明している。
ミウラ・トモキ
イルマの息子。父・ミウラ・カツヒトの死後、ミウラ家に引き取られていた。ヤズミも驚嘆するほどのハッカーとしての腕前を持ち、キリエロイドIIと戦うティガを助けた。イルマとの間のわだかまりもこの件を契機に修復されつつある様子である。
ティガとガタノゾーアの最終決戦では、世界の子どもたちのリーダー的役割を果たし、ティガに光を与えた。
イタハシ・ミツオ
キリエルの「預言者」。昭和42年(1967年)6月23日生まれ。イタハシ・ミツオ自身は3年前に死亡しているが、キリエル人に憑依され、その傀儡にされる。イルマにティガではなくキリエル人を崇拝することを強要した他、ティガを「悪魔」と呼び、公共電波をジャックして人々を洗脳・煽動した。キリエロイドに変身してティガと対決する。キリエル人同様手から衝撃波を放つ。
オオヌマ・ケイコ
キリエルの「巫女」。イタハシ同様キリエル人に憑依されその手先となる。パトロール中のダイゴを陽動して、ティガに変身するようサディスティックに挑発した。劇中で名前は呼ばれていない。キリエルの預言者と合体変身してキリエロイドIIになりティガと対決する。本人曰く「私は一回死んでいる」らしい。手から衝撃波を放ち、格闘技も使う。
おばあさん
ビル街の中にぽつんと建った古い一軒家に一人で暮している老婆。年寄り扱いを嫌い、優しさとユーモア精神に溢れる。アボルバスと戦い負傷したレドルを匿い、世話を焼いた。レドルの宇宙人然とした風体やテレパシーにも動じることなく接し続け、非暴力を説き、自身の行いを悔い改めるきっかけをつくった。
マサキ・ケイゴ
天才物理学者にして宇宙開発の主力企業サイテック コーポレーションの最高責任者。傲慢な性格で超能力等の神秘的な力を「くだらない」と軽蔑している。とは言うものの、実は努力家。頭脳明晰である上に身体能力も高いらしく、ダイゴからスパークレンスを奪う際は格闘技で圧倒した。ダイゴと同じく超古代の遺伝子を受け継いでおり、巨大ロボットゲオザークを使って石像を発見し、さらにダイゴのスパークレンスを奪って「人類などという矮小な存在から進化する」と言い放ち、石像と一体化してイーヴィルティガになるが、精神が巨人の力を制御しきれず暴走する。イーヴィルティガが倒された後、TPCに拘束された。
最終話でティガの光の構造を解明していることから、ティガ救出作戦で協力を打診されるも、自分の考えを捨てきれずにいた。マユミの説得で高笑いしつつ迷いを断ち切り償いのために承諾したが、ガタノゾーアによって彼の搭乗していた「マキシマ・コンバーターユニット」ごと海底に沈む。だが、終盤で救出されて生還した。
『ウルトラマンダイナ』第49話でのイルマとヒビキの会話と『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』でのイルマとサエキの会話でも名前のみ登場している。なおサイテックコーポレーションも『ウルトラマンダイナ』に第32話で名前のみ登場している。
ダイゴと同じ光の遺伝子を受け継いでいる為か、自身もダイゴと同じ滅びの闇の夢を見た事が示唆されており、最終話で「闇が迫る夢を見たことがある」と発言している。
キリノ・マキオ
超能力者であることから、周りに疎まれ恐れられることに深く苦悩し、特殊な能力を持つティガが賞賛されている事に恨みを抱く。ダイゴにティガに変身しないでガルラを倒すよう強要し、もしもティガに変身したらダイゴの正体がティガである事を世間に公表するつもりだった。しかしティガがガルラに立ち向かっていく姿を見て、ティガが皆に賞賛されているのは、その特殊な能力のせいではないことに気づく。そして超能力でガルラの弱点を探ってティガを援護した。その後公表するのをやめ、自分の力に頼ることも怯えることのないごく普通の人間として生きていくことを誓った。人間の中では、ダイゴの正体がティガであることを最初に見抜いた人物でもある。
後にティガ救出作戦に協力する。その際シンジョウ・マユミから超能力を「素敵な力」と称された。
サナダ・リョウスケ
ホリイと大学時代からの友人の宇宙開発センター職員で、エリート意識から能力の向上と引き替えに自らエボリュウ細胞を取り込み、エボリュウとなる。後にサナダの残留思念がサヤカを守る事となる。
イジュウイン・サヤカ
宇宙開発センター職員。ホリイ、サナダとは大学時代からの友人。サナダに想いを寄せていたらしく、彼の死後は自暴自棄になりかけていた。ホリイとミチルの姿に希望を見出す。メタモルガの事件の際、エボリュウ細胞の実験の致命的欠陥を証明する資料を発見しサナダを死に追いやったエボリュウ細胞を処分した。
オノダ・タケヒコ
GUTSの作戦行動を取材するうち、ムナカタの指揮ぶりに惚れ込んだジャーナリストで、その後ジャズバーで共に飲む仲に。後輩記者のハヅキ・ユキナが5年前に行方不明になったことを悔いていた。一般人だが射撃の腕が良く、キュラノスとの戦いでは自ら銃を持って駆けつけ、キュラノスを攻撃してティガを助けた。また、一人でハヅキの失踪や吸血鬼の存在について調べ上げるなど高い情報収集能力を持っている。
真一
シンジョウの従兄弟。GUTSに憧れており、レイビーク星人の出現情報をGUTS本部に通報した。シンジョウと共にレイビーク星人に捕らえられるが、GUTSとティガの活躍で他の人質と共に救出された。夜間パトロールを日課とし、事件解決後はパトロールを再開した。
アオキ・タクマ
シンジョウ・マユミの恋人のバイクレーサーで、乗っていた飛行機ごとガゾートIIに食われて死亡したが、その精神は死後もマユミ達を助け、続編『ウルトラマンダイナ』でも弟のアオキ・ハルチカを救助している。
錦田小十郎景竜(にしきだこじゅうろうかげたつ)
物の怪を見極める力を持ち、諸国を放浪して妖怪退治を行った剣豪。宿那鬼を山梨県宿那地方に封印した。宿那鬼の復活と同時に霊魂として再来。泥棒の一人・上村に憑依し、宿那鬼の完全復活阻止を図る。宿那鬼にトドメを刺し、ティガへのメッセージを残して去った。
TV版における景竜の登場エピソードの後日談である『小説・ウルトラマンティガ 白狐の森』では、“鬼”の復活を察知して再び上村に憑依、ダイゴ(ティガ)と共闘した他、生前に『ウルトラマンガイア』に登場した魔頭鬼十朗を退治しに向かった事が語られている。
『ウルトラマンコスモス』でも戀鬼を封印した人物として名前のみ登場している。
テヅカ・ユリ
ゴルドラスによって大正時代から現在に飛ばされてきてしまった女学生。大正4年(1915年)8月16日生まれ。未来に飛ばされたことにショックを受けるがヤズミに励まされる。ゴルドラス撃退と同時に元の時代に帰還した。その後は人生を全うしたらしく、老齢に入ってから幼少時のヤズミとも会っている。

 

 

 

 

 

 

 

レギュラー

  • マドカ・ダイゴ(ウルトラマンティガ):長野博(V6)
  • イルマ・メグミ:高樹澪
  • ムナカタ・セイイチ:大滝明利
  • ヤナセ・レナ:吉本多香美
  • シンジョウ・テツオ:影丸茂樹
  • ホリイ・マサミ:増田由紀夫
  • ヤズミ・ジュン:古屋暢一(当時はジャニーズJr.)
  • ナレーター:二又一成

セミレギュラー

※いずれも人物名ノンクレジット

  • サワイ・ソウイチロウ総監:川地民夫
  • ナハラ・マサユキ参謀:タケ・ウケタ
  • ヨシオカ・テツジ警務局長官:岡部健
  • シンジョウ・マユミ:石橋けい
  • カシムラ・レイコ博士:北川たか子
  • ヤオ・ナバン博士:小倉一郎
  • タンゴ・ユウジ博士:岡村洋一
  • ハヤテ・シン隊長:京本政樹(オープニングでは特別友情出演とクレジットされている)
  • エザキ(ホリイ)・ミチル:早勢美里
  • ユザレ:長内美那子

ゲスト出演者

  • TPC開発局局員:成田克彦(第1・2話)
  • TPC隊員:外島孝一(第2・49話)
  • 久良々島砕石現場主任:野村信次(第2話)
  • 久良々島砕石作業員:明石知也(第2話)
  • キリエルの預言者・イタハシ・ミツオ:高野浩幸(第3・20・25・52話)
  • キリエルの巫女:春菜千広(第3・25・52話)
  • 石垣船長:五十嵐三南子(第4話)
  • 田坂飛行士:長谷川恒之(第4話)
  • 江崎博士:荒谷公之(第4話)
  • 田坂飛行士の妻:星野光代(第4話)
  • ミズノ・タカジ博士:鹿島信哉(第6話)
  • ロザリンド・ホルンヘス博士:シェリー・スウェニー(第6話)
  • サナダ・リョウスケ:柚原旬(第11・47話)
  • ヤナセ・オミ技官:荒木しげる(第7話)
  • アサミヤ・シゲキ技官:池田秀一(第7話)
  • 子ども:入野自由(第8話)
  • 少年:小森谷勇樹(第8話)
  • サキ:伊藤智乃(第9話)
  • サナダ・リョウスケ:柚原旬(第11・47話)※第47話は回想シーンのみ
  • ムザン星人:婆裟羅天明(第14話)
  • ルシア:桂木亜沙美(第14話)
  • ザラ:塩谷庄吾(第14話)
  • アオキ・タクマ:青木拓磨(第15話)
  • 錦田小十郎景竜 :川崎博司(第16話)
  • 上村:郷田ほづみ(第16話)
  • 関口:吉尾康秀(第16話)
  • 太田:平光琢也(第16話)
  • 巡査:志村知幸(第16話)
  • 山田巡査部長:加藤茂雄(第16話)
  • ボクサー:那須正成(第17話)
  • おばあさん:東静子(第17話)
  • 桑畑町・町民:門脇三郎、川口節子(第18話)
  • TPC隊員:笈田雅人(プロデューサー自ら第18話他でエキストラ出演)
  • 「ゆかいな仲間たち」団長:六平直政(第21話)
  • アダム:松田洋治(第23話)
  • イブ:鈴木みさと(第23話)
  • 草薙雄也:利倉大輔(第24話)
  • ミウラ・トモキ:辻和希(第25・51・52話)
  • ミウラ・ヨリエ:風見章子(第25話)
  • ババ・リエ:中武佳奈子(第25話)
  • 夜泣きそば屋(オビコ):赤星昇一郎(第27話)
  • たぬき和尚:北相馬宏(第27話)
  • クルス・マヤ:田中規子(第29話)
  • 根津博士:寺田農(第32話)
  • 根津博士の娘:小出由華(第32話)
  • TPC隊員:徳山盛男(第32話)
  • バーテンダー:村石宏實(監督自ら第33話にエキストラ出演)
  • 吸血鬼リーダー:白国秀樹(第33話)
  • 国際科学フォーラム委員:クレメント・アダムソン(第35話)
  • TPC隊員、群衆(2役):小川知子(TBS)(第36話)
  • 手塚ゆり(少女):神谷涼(第36話)
  • 手塚ゆり(老女):中真千子(第36話)
  • ニカイドウ・ツトム:廣瀬昌亮(第37話)
  • マノン星人令嬢:三輪ひとみ(第37話)
  • マノン星人侍女:原知佐子(第37話)
  • タツムラ参謀:石橋保(第38話)
  • キリノ・マキオ:宮下直紀(第39・52話)
  • 取り残されたOL:袖木佑美(第39話)
  • イクタ・カズマ:角田英介(第40話)
  • 設計事務所の上司・宮川太郎:寺田農(第40話)
  • アパートの女性:吉行由美(第40話)
  • 茶髪の青年:浅野忠信(第40話)[16]
  • 心理カウンセラー・ドクトルチヒロ:嶋田久作(第40話)
  • 加藤:ウガンダ・トラ(第42話)
  • カレンE90:栗栖ゆきな(第42話)
  • マサキ・ケイゴ:高良隆志(第43・44・52話)
  • ヌーク:佐渡稔(第45話)
  • テラ:金網理香(第45話)
  • 星野馬次郎:ガッツ石松(第46話)
  • 江ノ電運転士・フチガミ:住若博之(第46話)
  • 宇宙魔人チャリジャ:町田剛(第49話)
  • 円谷英二:滝田裕介(第49話)[17]
  • 円谷一:円谷浩(第49話)[17]
  • 金城哲夫:沖田浩之(第49話)[17]
  • 助監督・長野:長野博(V6)カメオ出演(第49話)[17]
  • 制作担当・熊谷:浅見小四郎(第49話)
  • 『ウルトラQ』の出演者:田丸一男(毎日放送)(第49話)
  • テレビアナウンサー、群衆、TPC隊員(3役):今泉吉孝(助監督自ら第52話にエキストラ出演)

スーツアクター

  • ウルトラマンティガ:権藤俊輔、中村浩二
  • 怪獣・宇宙人:三宅敏夫、北岡久貴、金光大輔、梛野素子、広沢俊、田中晴美

声の出演

  • ウルトラマンティガ:真地勇志
  • キリエロイド:佐藤正治(第3話)
  • リガトロン:佐藤正治(第4話)
  • ガゾート:佐々木麻理(第6話)
  • レギュラン星人:桑原たけし(第7話)
  • 異次元魔女:藤波京子(第8話)
  • レイビーク星人:掛川裕彦、佐藤正治(第13話)
  • ムザン星人:佐藤正治(第14話)
  • 宿那鬼:遠藤守哉(第16話)
  • スタンデル星人アボルバス:塩屋浩三(第17話)
  • スタンデル星人レドル:麻生智久(第17話)
  • 機械人形(メカロイド) ゴブニュ(ヴァハ):田中亮一(第20話)
  • ナーガ:多岐川まり子(第23話)
  • キリエロイドII:佐藤正治(第25話)
  • 大塚瑞恵(第25話)
  • 市村浩佑(第27話)
  • 桑田真紀(第27話)
  • 風間信彦(第28話)
  • ビザーモ:麻生智久(第31話)
  • 田中秀幸(第34話)
  • マノン星人令嬢:冨田昌則(第37話)
  • マノン星人侍女:角秀一(第37話)
  • TPC隊員:川島千代子(第38話)
  • イルド:伊倉一恵(第41話)
  • イーヴィルティガ(掛け声):高良隆志(第44話)
  • メタモルガ:佐藤正治(第47話)
  • チャリジャ:町田剛(第49話)

 系列局番組関係者のエキストラ出演例

いわゆる番宣の一環として、制作・系列局のバラエティ番組に協力し、レポーターが番組出演に挑戦する企画にエキストラ出演させる形で応じている。TBSの小川知子アナウンサーが、第36話で市民を誘導するTPC隊員に扮したものと、毎日放送の田丸一男アナウンサーが番組『あどりぶランド』の一企画で第49話で『ウルトラQ』に出演するエキストラ俳優に扮したものの2例が確認されている。いずれも演技指導を受ける様子や、あどりぶランドでは共演した円谷浩へのインタビューも紹介され、撮影当時の舞台裏を知る資料的価値の高い映像だが、商品化には至っていない。

 スタッフ

  • 製作:円谷プロダクション、毎日放送
  • 監修:高野宏一
  • 企画:満田かずほ、丸谷嘉彦、大野実
  • プロデューサー:笈田雅人、諸冨洋史、位下博一
  • サブプロデューサー:渋谷浩康、竹田青滋(クレジットなし)
  • 監督:村石宏實、松原信吾、川崎郷太、神澤信一、原田昌樹、岡田寧、冬木椴、北浦嗣巳、石井てるよし、実相寺昭雄
  • 特技監督:高野宏一、神澤信一、北浦嗣巳、村石宏實、川崎郷太、大岡新一、服部光則
  • 脚本:右田昌万、小中千昭、宮沢秀則、川上英幸、武上純希、兒玉宜久、河崎実、村石宏實、中崎一嘉、神澤信一、太田愛、長谷川圭一、平野靖士、川崎郷太、斎藤和典、薩川昭夫 、大西信介、上原正三
  • 音楽:矢野立美
  • ヒーロー&怪獣キャラクターデザイン:丸山浩
  • メカニカル&アイテムデザイン:プレックス
  • 造形:開米プロ、マーブリングファインアーツ
  • 操演:亀甲船
  • 光学アニメーション:日本エフェクトセンター
  • 現像・テレシネ:IMAGICA
  • 音響:スワラプロダクション
  • 衣装:東宝コスチューム
  • スタジオ:東宝ビルト
  • 車輌協力:本田技研工業、ホンダアクセス、ヤナセ